9月3日は「ホームラン」の日です。
1977(昭和52)年9月3日、プロ野球、読売ジャイアンツの王貞治選手が通算756 本目の本塁打を打ち、当時の世界記録だったアメリカ大リーグのハンク・アーロン 選手の755本を更新したことに由来します。
王選手が打ち立てた記録は、長い間、 多くの人々の記憶に刻まれる偉業となりました。
ホームランは、打った瞬間、球場の空気が変わり、観客が一斉に立ち上がる。
選手にとっても、特別な瞬間。
これまでの努力が一瞬の結果となって表れる、まさに野球の華といえます。
しかし、ホームランはそう簡単に打てるものではありません。
何千回、何万回とバ ットを振り、失敗を繰り返し、それでも練習を続ける。
その積み重ねの先に、一本 のホームランがあります。
王選手は身体に恵まれた方ではなかったけれど、一本足 打法を習得し、努力を続けること、工夫を重ねること、そして自分を信じること。
その姿勢が、偉大な記録につながりました。
ホームランは、一瞬の出来事です。
しかし、その一瞬のために、長い時間の努力がありました。
9月3日「ホームランの日」。
今日もバットを振るように、一歩ずつ前へ。
いつか人生の大きなホームランを打つ日が来ることを信じて、まずは小さな一 歩を大切にしたいものです。
私たちの人生にも、野球と同じような場面があるのではないでしょうか。
毎日の仕事や生活の中では、なかなか成果がみえないことがあります。
頑張ってい るのに思うようにいかない。
何度やっても失敗する。
そんな時には、「自分には運も才能もないのでは」と悲観しエネルギーが萎えてしまうことがあります。
しかし 、事態の捉え方、つまりは事態に向かう心の捉え方次第で現実は違って見えるもの です。
失敗を次へのステップと考えるのか否か。
同じ繰り返しをしてしまう自分の 心の癖を見抜くことができ、その癖を直すことができたら事態は変わっていくでし ょう。
日々続ける小さな努力が、その一つ一つが、いつか大きな一打につながることを信じましょう。
図書館は、そんな「人生の一打」が生まれる場所の一つなのかもしれません。
一冊の本との出会いが、新しい興味を生み、考え方を変え、次の一歩を踏 み出す力になる。
すぐに結果が出なくても、その一冊が心に残り、いつか思いがけない場面で役立つことがあります。
人生を変えたいと思ってもそう簡単に変わるも のではありませんが、変わるための方法は、確実にあります。
そこで、ご紹介するのはこの2冊です。

1冊目は『新・祈りのみち 至高の対話のために』(高橋 佳子/著・三宝出版・2006)
心と現実はつながっている。
つまり、直面している現実を作っているのは自分の心である。
と説かれたらどうしますか?“なるほど”と共感するか、“どういうこと?”と 理解に苦しむか。
この本を読むと、いかに目の前の出来事に一喜一憂しているかと いうことに気づかされます。
事態に動かされている自分に気づきます。
この本では 、人の心の動きには癖があり、同じ事態が来ると同じ行動を繰り返してしまうことを実感として理解できます。
3つのちで作ってしまった心の癖に人生を左右されてい ることが衝撃的にわかり、本当の自分の人生を生きる(取り戻す)には、どうした らいいのかを教えてくれます。
心の秘密を知りたい方に読んでもらいたい1冊。
2冊目は、『夢をかなえるゾウ』(水野敬也/著・飛鳥新社・2007)

このままではいけないと思いながら、なんら変わることのない日々を過ごしている 冴えないサラリーマンの前に、ひょんなことからインドの神様が現われ、主人公を成功に導くための課題を出していくことに。
継続は力とは頭ではわかっているものの、なかなかできない自分に、改めて、変わるために必要なことは何かを教えてくれる、読者目線に合わせて面白おかしく納得させてくれる自己啓発小説。シリーズ 累計560万部を超える大ベストセラーです。


